念願の束越えまで・・・。
ここのところ、3月とは思えないほどの暖かさにみまわれ、
西日本では黄砂が観測され、
ここ水戸でも、花粉で黄色い空に覆われる陽気のなか、
当店、お客様と、ワカサギ釣り2回目というお連れ様の3人で
福島県桧原湖に行ってきました。
今回お世話になったのは、ドームが真新しい
「BACKS-バックス-」さん。
室内はとてもキレイで、初めてのお客様でも
レンタルのタックルはもちろん、ジッパー付きの保存袋やタオル、
備え付けの魚探まで完備されている
至れり尽くせりのワカサギドームでした。
ここには3つのタイプの部屋があり、
Aドームは一般的なノーマルタイプ
Bドームは、50cmほどの高さにカウンターのあるタイプ。
そして、Cドームには、丸イスに座りながらのショットバースタイルの部屋となっており、
今回はBドームにお邪魔してきました。
朝6時、集合場所からスノーモービルで10分ほどの湖上に設置してあるドームに移動し、
備え付けされている魚探にスイッチを入れると
底から3m程まで、ビッチリとワカサギの反応が映し出されており、
お連れ様起っての希望である束越え(100匹越え)には好条件の様子・・・。
逸る気持ちを抑えながら、準備をし、仕掛けをおろしてみるも
即ピクは無し・・・。
「この反応なら、すぐにアタリがあっていいのに・・・。」
と疑問に思いながらも誘いを入れてみたのですが、ぜんぜんアタらない・・・。
しつこく誘いながら、開始10分ぐらい経って、自分にやっと1匹目。
お客様と顔を見合わせ、口には出さないが
「これはヤバそう・・・。」
とお互いに思ったその時、お客様にも待望の1匹目。
相変わらず魚探の反応はバッチリなのですが、どうやら活性の高い群れではないようで、
同じ反応でも固まった群れが映し出されたタイミングで、プルプルッとアタリが出るといった感じでした。
しかもアタリは小さく、うっかりしていると見逃してしまうほどの、渋~いアタリで、
ワカサギ釣り2回目のお連れ様も苦戦している様子。
何とか、アタリの出やすい誘い方を模索しながら釣ること1時間。
自分なりに出した誘いが、フォーリングを絡めたフワフワ釣法。
一旦、バラけたタナの中に仕掛を浮かせ、その後ゆっくりと落としていき、
着底した後の一発目のアタリを取るという作戦で、
早速、お連れ様にも伝授。
見事、その釣法で、遅ればせながら1匹目をキャッチ。
時間が経てば、状況も変わるでしょう・・・と思いつつ、
とりあえずこの釣り方でお昼を迎えましたが、状況は一向に変わらずで
魚探の反応とは裏腹に、なかなか玄人好みの渋い釣りとなってしまい、
それでもお客様は集中力を持続させ、がんばりましたが、
89匹でFINISH・・・。
束越えはまた次回となってしまいました。
この日は暖かく、雨が降っていましたが、
今年は氷も厚いようなので、今月いっぱいは充分に遊べそうなので、
近いうちにまたリベンジしましょう。