2013年03月17日の投稿

赤ちょうちんの行列?

冬といえば、赤い魚。

 

というわけで、深いところの赤い魚が食べたくなりまして、2月28日三崎港 佐円丸さんhttp://www.gyo.ne.jp/saenmaru/にお邪魔して、アコウ釣りをしてきましたよ。

 

まずこの相模湾のアコウ釣り、オモリは300号使用ですので、ライト深場のタックルや、ライト泳がせ・キハダマグロのタックルでも対応できます(リールは念の為道糸800㍍以上は欲しいところですが)

 

つまり思ったよりもライト感覚で楽しめるんですよ。ポイントまでも三浦半島の先端からの出船ですから航程20~30分程ですし、近くにはイカの船団も目視できます。

 

まぁそれでもそこは深場のロマン。城ヶ島沖の急深であるポイントは大体480~550㍍。東京タワー飛び越えて、スカイツリーに迫る深さです。そこから魚の魚信を求めるわけだから、ロマンがありますよね~。

 

ワタクシ右舷ミヨシに釣座を構えて、待望の第一投目。アコウ釣り初挑戦の同行Iさんも投入OK牧場(笑)  仕掛けが着底したらマメに底ダチを取って(これが誘いにもなります) のんびりビールを飲んでアタリを待ちます(^-^)

幸先良く一投目から心地よい魚信があり、期待に胸膨らみます(アタリがあったら追い食いを狙って仕掛這わすのも有効ですので、ワタクシは30号の中錘を付けます。外道が少ないときは水中ライトも効果がありますので、状況に応じて装着してみましょう)

 

仕掛けの回収はここ佐円丸さんは自由ですが(投入はミヨシより)、ワタクシ欲かいて船長の指示まで仕掛け入れてます。Iさんにもアタリがあったようですよ。

ほい、2㌔オーバーの良型キャッチ。完全にドヤ顔(笑) 単発でしたがこりゃ朝から縁起が良いぞ。

Iさんに来たのは船中最大の2、8㌔。完全なビギナーズラック?(笑) その後も2本追加して合計3本。シーズンには見せない大当たりっぷりで、なんだか日本シリーズの時の巨人のボウカーを見ているようでしたよ(笑)

ワタクシも負けじと追釣。今回特に食いが良かったのはケイムラのクラゲを装着した餌でした。最初は1本おきに付けてましたが最後の方は全ての針に装着し、結果ワタクシも3本捕獲に成功しましたよ(^0^)

で、6回の投入で、結局船中6名で1~3本。ワタクシとIさん仲良く竿頭。ズラズラの提灯行列には今回出会えませんでしたが、今や相模湾ではなかなかお目にかかれないある意味「幻の魚」ですから、この釣果は上出来でしょう。今後群れが固まれば提灯行列も夢じゃない?ですよ(^-^)

 

それでは「アコウ三昧」いただきます(嬉)

かまの部分は「こつ蒸し」に。下処理した肝と胃袋を一緒に調理しました。珍味で酒の肴に最適です。

定番の煮付け、ぷりぷりの食感でご飯が進みます(ワタクシの場合は酒ですが(笑)

刺身。脂の乗りがすごいので、その後しゃぶしゃぶにしていただきました。

焼きちり。皮目をバーナーで炙ってから角切りして、湯通ししてから氷水で締めます。ポン酢でいただきます。

残りの切り身は日持ちのする粕漬け・西京漬けに。これだけしてあげたらアコウ君も成仏してくれたことでしょう(^-^)

 

 

今後水深も更に浅くなって、釣りやすくなる相模湾のアコウ釣り。

深場に「釣りロマンを求めて」みませんか?