2011年 長井で起きた一つの奇跡(笑)
先日の速報でお伝えしたとおり・・・
8月1日 長井新宿港 「鈴清丸」さんにて
クロマグロ 46・8㌔釣り上げました!
今回はその一部始終をお届けしましょう(かなりワタクシの自慢話が含まれていますので、ご気分の悪くなった方は途中で閲覧するのをお控えください(笑)
まぁ毎年この時期ワタクシの頭の中は「マグロ」でいっぱい。それでも千波のマグロでは結果を出せず、最近の釣果も湿りがち・・・さてどうしようとアレコレ船宿さんのHPをチェックしていたところ、鈴清丸さんで30㌔のキハダマグロが釣れてるじゃないの!コレはもう行くしかないでしょ!?というわけで8月1日平日の予約乗り合いでお邪魔しました。
ここ鈴清丸さんはワタクシが毎年カツオの一本」釣りでお世話になる竜海丸さんhttp://www.tatsumimaru.jp/の兄弟船。当日はまだマグロ情報も少ないことから私たちを含めて4名での出船です。
途中、城ヶ島の気象ブイを更に南下して航程一時間ちょっとのマグロ海域を目指します。ポイントに着くと鳥が上空を旋回していて「いかにも!」という感じ。たまに遠くでも単発ながらマグロの跳ねも見られます。
そこで船長、魚探の反応に映る水面下15m程のイワシの群れに船を付け「この反応だったら絶対イワシを持ち上げてマグロがボイルするから、しばらく待ってみよう」と判断。鳥の動きと魚探の反応を見ていると・・・
さすが船長!
始まりましたよ!!スーパーボイル!!!
ドラム缶サイズのマグロがボッコンバッコン跳ねてます。そこでワタクシ、鳥も多くサメ付きでも無い事から沈下系プラグの「ハルシコ60㌘カタクチカラー」をキャスト!ボイルの真ん中に上手いこと入って5秒ほどフォール。そして1アクション入れると・・・
「ズドン!」
ロッドの動きを止められて大当たり確定!!それでもファーストランは今一つ。「そんなに大きくないんじゃないの?」と思った私が甘かった・・・。
その後は巻いては出されの繰り返し。水面まで見えたと思ったらまだ50㍍走られて・・・心も折られそうになりながら、それでもようやく観念したのかようやっと旋回しながら上がってきましたよ。
船長の差し出すタモには入りきらず、ようやっと二人がかりで船に上げゲーム終了。この後船上で飲んだ缶ビールは生涯で一番美味かったことは言うまでもありません(笑)
ファイトタイムは約一時間。それでも「そんなに時間経ったの!?」っていう位短く感じました。(まぁこれはHなお店でもよく感じることですが(笑)
この時はまさかクロだなんて思わないもんだから、デカイキハダと思ってましたけど、体のラインやヒレの長さを見るとやっぱり「クロ」ですね。 こんな「マグロ」なら抱いてもいいや(笑)
結局この日はこの1本で終了。港に着く前に船長が粋な計らいで「大漁旗」を掲げてくれました。こういうのって嬉しいですよね(^-^)
港に着くと、噂を聞きつけた近所の皆様のお出迎え。ちょっとしたヒーロー気分ですよ。計ってみると46・8㌔。去年釣ったキハダが22㌔で娘と同じ重さでしたが、今年はカミさんと同じ重さのマグロ・・・ということにしておきましょう(笑)
釣ったマグロは船長・同船者の皆さん・地元の皆さんに半身をお裾分け。残った半身も近所の皆さん、当店のスタッフ、お客様にもお裾分け。残った大トロわずか一切れ(笑) それにそてもその大トロの美味いこと。脂乗り乗りで一切れで充分でした(贅沢ですかね?)
もちろん翌日は全身筋肉痛で仕事に支障をきたしたのは言うまでもありません(笑) それでも暫くするとまたあの「スーパーボイル」が目に焼きついて離れないんだよなぁ~。