深場の釣りって難しんでしょ?
仕掛けは長いし、ハリ数多いし投入とか魚掛かった時の取り込みとかどうやってやるの??
そんなイメージが強く敷居が高くてなかなか入り込めない方も多いのではないでしょうか?
私もそんな1人でした。
4月6日(水)、今回お世話になる船宿さんは逗子小坪の太郎丸さんhttp://www.kotubo-taromaru.com/top.html
航程1時間かけてポイントへ向かいます。
その間に仕掛けを用意し投入の準備をしておかなくちゃ!
今回のターゲットはキンメダイ。
ずらりと並ぶ大型電動リール。迫力ありますね~。
数百メートルの水深を釣る深場のリールはパワーとスピード、糸巻き量が大事。
特にスピードは早い方がもちろん回収は早いですよね。
船長の合図でミヨシから投入のスタート。この瞬間が緊張してしまいがちですが(私のイメージはピリピリとした感じ)そんな事はなくスムーズに投入できましたよ。
この日は沖の瀬240~300mを狙い、朝の1投目から魚の反応があり期待も十分。
ティップを喰い込むアタリ、1匹掛かっても追い喰いさせる為しばらく待ちます。
「また乗った!」ってこの瞬間がたまらなくワクワクしますね!
そしてキンメダイの口は柔らかくバレやすいので低速で巻き上げてきます。
何匹掛かってるかな~っと待ち遠しいこの時間。
そして水面近くになって紅色に輝く魚体が見えてくる。
本命のキンメダイがその姿を現します。
がしかし油断は禁物。深海魚でもキンメダイは水面でバレても元気良く水中へ帰っていきます。
なのでタモのアシストが必要なのですが船長さんが周りを良く見ているのですばやく飛んできてくれます。気付くと隣に居てくれます(笑)
そして数匹掛かった時の魚の外し方からその仕掛けをすばやく次の投入への準備の仕方まで親切に教えてくれるのでとても安心です。私は色々と教えていただき勉強になりましたね。船長さんありがとうございました。
そして気になる釣果は
当店のマネージャーのはキンメダイの他にメダイとスミヤキを釣り上げていました。
ラスト数投目にはキンメダイ4匹、メダイ2匹を釣り上げ一気に匹数をのばし腕と経験の違いが現れました(泣)
メダイもスミヤキも深海魚なので脂が乗ってて美味いよとマネージャー。
またもやプロ並みの包丁捌きで見事に料理されるでしょう。
私はキンメダイ6匹のみの釣果でしたが満足のいく1日でした。
この日のトップは17匹。次回はハリ数増やしてさらなる多点掛けを狙いたい。
敷居が高いと思われがちですが思っていたより難しくなく船釣りの経験者(特にイカ釣り)なら全然問題なく釣りを楽しむ事が出来ると思います。
そしてなんと言ってもなかなか食卓には上がらない高級魚を食べる楽しみ。
しばらく贅沢な夕飯を味わいたいと思います。
私、今まで釣りしてきて良かった。