東伊豆 涙のヒラスズキ。

6/18 前日の仕事休憩中あたりから各地ライブカメラ、伊豆半島の各ダイビングセンターのHP、天気図とにらめっこするアタシ。

なんでかってそりゃヒラスズキが釣りたかったからです。ここいらでそろそろ釣っておきたい所です。

(夏が近づくと、狙い目となる海が荒れた日が減ってしまうし、なにより青物がやってくるから!)

その頃、南に低気圧があったから、それによる「ウネリ」を狙っていました。が!

色々調べた結果、「なんか海が荒れなさそうだなぁ。。。」と、釣りを止める事に。

 

6/19 昼ごろに起きてスマホをポチポチといじくっているうちに「Oh!思ったよりも海が荒れてるなぁ…。場所選べば出来そうかな?様子見だけでも行って来るか。」

と、12時過ぎに家を出ました。

ちょうどこの頃って、ここらの海が少し濁っていたじゃないですか?少しでも濁りが少ない所で釣りをしたかったので、

伊豆半島をギュギュッと南下。赤沢のあたりで海が澄み始めてきたので、ここらで釣り開始!水温は20℃。細かいベイトはチラホラ。

すると2か所目の足場が高い磯で、「さすがに身の危険を感じる程の」濃ゆ~いサラシが!ぅわお!気が狂いそう(笑)

But、しかし。水面まで4M程ある足場まで時々波が飛び込んでくる上に、やって来た波がそのままのスピードで

「ストン」と海に戻っていく、なかなか危険な状況でした。そのまま海を数分見つめて大丈夫そうな所に立ってルアーをキャスト!

ルアーは、足場が高い所でも引きやすい「タックルハウス K2F142 T:2(テンション ツー)」に変えました。

仮に足場が低い所で釣りできるなら、もっと飛距離を出せる、もっと喰わせに特化したルアーを選ぶことも出来ますが。。。

身の危険を回避する為に、波が来る危険な場所から距離を置ける程の飛距離を出せて、なおかつ魚を誘えるルアーセレクト!も、磯では大事な気がします。こういうルアー選択は、磯だけかもしれませんね。

沖の払い出しを狙った1投目は不発、岸際を狙った2投目、サラシの中でルアーをじんわり泳がせているとググッと。

跳ねさせないようにヤリトリしつつ、足下まで寄せると…わぉ!フックがケツ1本しか掛かって無ぇじゃん!?

あれこれしている内に運良くフロントフックも口元に掛ける事が出来たので、ええい、ままよとロッドで魚を持ち上げました。

あんまり磯際でオロオロしていると、魚どころか体ごと波に持って行かれそうだったので(^_^;)

嬉しい嬉しい、50㎝ちょうどのヒラスズキでした。やっとサラシの中からヒラスズキを出せました!!!!

きっと、この喜びは自分がボケない限り、死ぬ迄忘れないぞ!

 

奇しくも!ワタシが初めて磯のルアーをまともに始めたのが去年の6/19、西伊豆でワラサを釣った日に、

磯に立って3投目でヒラスズキとのコンタクトがありました。(見えた)

それから狙い続けて、1匹を釣るまでピッタリ1年も経ってしまいました。

ブログに書いていた磯でのルアー釣りは、実際の3分の1以下です。出来る限り、磯に通い込んでました。

ガソリンを一体、何ガロン消費したか分かりませんぜ(笑)

それだけに、嬉しい嬉しい1匹でした。うふふー。